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研究者詳細情報
国際文理学部 国際教養学科
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教授

宮崎 聖子

ミヤザキ セイコ

略歴

メーカー、出版社等勤務を経て
2004年 お茶の水女子大学大学院 人間文化研究科(博士課程)修了
2005年 お茶の水女子大学ジェンダー研究センター アソシエイトフェロー
2006年に福岡女子大学に着任(助教授)、2016年より教授

現?東アジア日本学研究学会 理事
現?JICA九州センター 外部有識者
現?福岡県男女共同参画審議会委員

九州大学大学院 非常勤講師
南島史学会評議員、理事、学会誌編集委員
国立中央研究院台湾史研究所 ビジティングリサーチャー
国立台湾師範大学客員教授
国際ジェンダー学会評議員、理事、大会実行委員、大会実行委員長
国際日本文化研究センター共同研究員
日本台湾学会18回研究大会企画委員、21回研究大会実行委員
福岡市男女共同参画審議会委員 苦情処理委員兼任

取得学位

お茶の水女子大学大学院人間文化研究科 博士(人文科学)

研究テーマ

植民地期台湾における女子の青年団の研究、ジェンダー、民族、階層に着目した社会分析。
台湾における保育制度と国際関係をめぐるジェンダー

研究概要

研究領域は文化人類学、ジェンダー?スタディーズ。人間の暮らしや社会を、エスニシティ?階層?ジェンダーなどの軸から分析している。現在取り組んでいるテーマは、主として二つ。第一は台湾の日本植民地期における女子の青年団について。台湾においてライフヒストリーの聞き取りを含むフィールドワークを行い、植民地支配が地域の人々の暮らしや人間関係をどのように変容させたかを研究している。第二は、台湾における家族や育児について。

主要研究業績等

  • 宮崎聖子(2024) その他の業績はリサーチマップでごらんください
  • 宮崎聖子(2024) 洪健栄?蔡龍保?林佩欣編『既開風氣亦為師:王世慶先生與臺灣文 獻研究』 國立臺北大學
  • 宮崎聖子(2022) ボーダーランドとしての台北州― 植民地期処女会?女子青年団をめぐる人々 「王世慶先生與臺灣文獻研究」國際學術研討會會議論文集
  • 宮崎聖子(2020) 植民地台湾における処女会創設と中間指導者としての日本人官吏 東アジア日本学研究4号 205-218
  • 宮崎聖子(2019) 松田利彦編『植民地帝国日本における知と権力』 思文閣出版
  • 宮崎聖子(2019) 殖民地臺灣之青年團與地域變貌(1910-1945)郭婷玉 訳 国立台湾大学出版中心
  • 宮崎聖子(2013) 松田利彦他編『地域社会から見る帝国日本と植民地―朝鮮?台湾?満州』 思文閣(共著)
  • 宮崎聖子(2011) Taiwan under Japanese Rule: Cultural Translation and Colonial Modernity, Center For Taiwan Studies, Department of East Asian Languages and Cultural Studies, University of California, Santa Barbara (共著)
  • 宮崎聖子(2008) 『植民地期台湾における青年団と地域の変容』 御茶の水書房
  • 宮崎聖子(2006) 五十嵐真子?三尾裕子編『戦後台湾における<日本>』 風響社
  • 宮崎聖子(2006) 「植民地台湾における青年団の変容――1930年代後半の諸制度との関連を中心に」 『日本台湾学会報』8号
  • 宮崎聖子 笠原らとの共編訳(2005) 楊南郡著『幻の人類学者森丑之助―台湾原住民の研究に捧げた生涯 』 風響社
  • 宮崎聖子(2005) 原ひろ子監修?原ゼミの会編『ジェンダー研究が拓く地平』 文化書房博文社

学会発表

  • 宮崎聖子(2023) 鶯歌街1940年代的青年期教育?教化 「傳承與創發:王世慶先生與臺灣史研究」國立臺北大學海山學研究中心、國史館臺灣文獻館、新北市立圖書館主催 國際學術研討會 於台北大学(台湾新北市)
  • 宮崎聖子(2023) 植民地台湾における女性と 青年学校、実業補習学校 韓國日本語學會?東アジア日本学研究学会?東国大學校日本學研究所共同主催2023年度國際學術大會(第5回日本学研究学会2023年度大会)東国大学校(ソウル)
  • 宮崎聖子(2022) 做為「邊境」的臺北州 ―日治時期處女會、女子青年團的人們 「王世慶先生與臺灣文獻研究」國際學術研討會 (於 台湾台北大学)
  • 宮崎聖子(2022) 植民地台湾における女子社会教育の推進者 横尾広輔 教育史学会第66回大会 オンライン 埼玉大学
  • 宮崎聖子(2020) ジェンダー研究の先駆者に学び未来を展望するー原ひろ子さんの研究足跡に立脚して「『ヘヤー?インディアンとその世界』?文化人類学研究」 国際ジェンダー学会2020年大会 ラウンドテーブル 和洋女子大学?オンライン
  • 宮崎聖子(2019) 植民地台湾における処女会創設と中間指導者としての日本人官吏 第二回東アジア日本学研究国際シンポジウム 韓国釜山 新羅大学校
  • 宮崎聖子(2019) 「植民地期台湾における内地人女子青年団―台北女子青年団」 南島史学会第48回大会 東洋文庫
  • 宮崎聖子(2018) 「植民地台湾における在台日本人と満洲―田中一家を事例に」 第一回東アジア日本学研究国際シンポジウム 中国 魯東大学

関連専門分野

文化人類学
女性学、ジェンダー?スタディーズ
社会学
台湾地域研究、植民地史
ライフヒストリー研究

所属学会

日本文化人類学会
九州人類学研究会
国際ジェンダー学会
日本台湾学会
教育史学会
南島史学会
台湾史研究会
東アジア日本学研究学会

外部資金の獲得状況

科研費 若年層におけるケア意識の実態とその形成過程に関するジェンダー論的研究(研究代表者 天童睦子)2004-2006
科研費 植民地における「通婚?雑婚」をめぐる研究(研究代表者 宮崎聖子)2007-2009
科研費 グローバル化のアジアの看護師と看護教育-ジェンダーの視点から(研究代表者 織田由紀子)2007-2008
科研費 植民地における通婚と家族をめぐる法制?慣習の研究(研究代表者 宮崎聖子)2010-2012
その他 トヨタ財団2002年度研究助成A(個人)

担当講義科目

学部

担当科目 開講期 開講年度 内容
卒業研究演習 通年 2023年度
卒業論文 通年 2023年度
ジェンダー 1Q 2023年度
東アジア地域研究演習ⅠA 1Q 2023年度
ファーストイヤー?ゼミⅠ 1Q 2023年度
アジアの現代文化 1Q 2023年度
東アジア地域研究演習ⅡA 2Q 2023年度
東アジア社会研究講読 2Q 2023年度
ファーストイヤー?ゼミⅡ 2Q 2023年度
東アジア地域研究演習ⅢA 3Q 2023年度
アジアとジェンダー 3Q 2023年度
文理統合科目I(現代社会における生命と健康) 3Q 2023年度 オムニバス
東アジア地域研究演習ⅣA 4Q 2023年度

大学院

担当科目 開講期 開講年度 内容
社会科学総合演習A --- 2023年度
国際研究活動 --- 2023年度
社会科学総合演習B --- 2023年度
ジェンダー特別研究 前期 2023年度
比較社会特別研究 後期 2023年度
国際演習Ⅰ 通年 2023年度
国際演習Ⅱ 通年 2023年度
修士特別研究 通年 2023年度
社会科学特殊研究Ⅲ 通年 2023年度

活用可能な分野(社会への貢献等)

ジェンダー?女性史に関する教育
異文化理解、共生のための教育
台湾研究に関する情報提供

研究者としてのニーズ

ジェンダー?女性史に関する情報提供
台湾研究に関する情報提供
福岡、九州地方史に関する情報提供

関連領域

  • 文化?歴史
  • 社会システム
  • 医療
  • 女性生涯学習研究
 

キーワード

東アジア、台湾、(男女)青年、家族、教育、技術、ジェンダー、植民地

高校等への出前講義テーマ

わたしたちとジェンダー
お隣の台湾を知ろう
歴史の中の女性

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