福岡女子大学
福岡女子大学 地域連携センター
地域連携センター 女性生涯学習研究部門 研究支援部門 地域交流部門
研究者データベース
英語版へ
研究者詳細情報
国際文理学部 国際教養学科
研究者一覧へ戻る
馬場 優
教授

馬場 優

ババ マサル

略歴

1967年、宮崎県生まれ。
1990年、愛媛大学法文学部卒業。
1993年、同大学院法学研究科修士課程修了。
1997年9月より1999年6月までオーストリア政府給費留学生としてウィーン大学に留学。
2001年、大阪市立大学大学院法学研究科後期博士課程単位修得退学。博士(法学)。
2001年12月より2012年3月まで、奈良産業大学、立命館大学、龍谷大学、関西大学などで非常勤講師を経験。
2012年4月、福岡女子大学国際文理学部准教授。
2019年4月、福岡女子大学国際文理学部教授。

取得学位

博士(法学)

研究テーマ

オーストリア=ハンガリー帝国外交史
オーストリア現代政治

研究概要

第一次世界大戦の勃発に至るヨーロッパ国際政治史を主たる研究テーマとしている。具体的には、ハプスブルク帝国とも呼ばれるオーストリア=ハンガリー帝国と当時の国際政治との関連性を分析している。また最近では、現在のヨーロッパの政治的社会的問題の分析にも取り組んでいる。具体的には、グローバル化時代における雇用と労働市場の関係、移民問題、ポピュリズムなどについてオーストリアを中心に研究している。

主要研究業績等

  • 馬場優(2020) 「オーストリア=ハンガリー帝国の解体とウィルソン主義」/The Collapse of the Austria-Hungary and Wilsonianism 『国際政治』、198号
  • 馬場優(2014) 「ヨーロッパ諸大国の対外膨張と国内問題」 小野塚知二編『第一次世界大戦開戦原因の再検討ー国際分業と民衆心理ー』、岩波書店
  • 馬場優(2006) 『オーストリア=ハンガリーとバルカン戦争ー第一次世界大戦への道ー』 法政大学出版局

学会発表

  • 馬場優(2014) 第1次世界大戦ーハプスブルク帝国とセルビア?ナショナリズム 日本国際政治学会
  • 馬場優(2014) 第一次世界大戦前ヨーロッパの外交関係と開戦原因 政治経済学?経済史学会
  • 馬場優(2012) ケルンテン州の民族問題とオーストリア連邦制 日本比較政治学会

関連専門分野

国際政治史
国際関係論
政治学
オーストリア研究
ヨーロッパ研究

所属学会

日本国際政治学会
日本政治学会
日本比較政治学会
日本西洋史学会
東欧史研究会

外部資金の獲得状況

科学研究費 基盤研究(C) (2021-2023年度) 「ハプスブルク帝国存続派から見たウィルソンの『14ヶ条』」 代表
科学研究費 基盤研究(A) (2017-2019年度) 「1918-19年像の再構築―継続と変容―」 分担
科学研究費 基盤研究(B) (2012-2014年度) 「『再国民化』の比較政治学-ヨーロッパ?デモクラシーのジレンマ」 分担
科学研究費 研究成果公開促進費(2006年度)
EUIJ九州 2014年度 EU研究助成金
EUIJ九州 2013年度 若手研究者EU研究助成金
EUIJ九州 2012年度 EU研究助成金




担当講義科目

学部

担当科目 開講期 開講年度 内容
卒業研究演習 通年 2021年度
卒業論文 通年 2021年度
体験学習 通年 2021年度
国際関係演習I 1Q 2021年度
比較政治学 2Q 2021年度
国際関係論Ⅰ 2Q 2021年度
国際関係演習Ⅱ 2Q 2021年度
国際関係演習III 3Q 2021年度
国際関係史 4Q 2021年度
国際関係文献講読I 4Q 2021年度
国際関係演習IV 4Q 2021年度

大学院

担当科目 開講期 開講年度 内容
国際関係史特別研究Ⅰ 前期 2021年度
国際関係史特別研究Ⅱ 後期 2021年度

活用可能な分野(社会への貢献等)

世界の動向に関する講演

関連領域

  • 文化?歴史
  • 社会システム
 

高校等への出前講義テーマ

世界の「今」を考える : 現代の国際社会が抱える諸問題を解説
現代国際政治史 : 人類初の総力戦といわれる第一次世界大戦について紹介

ページTOPへ