NBA赌注app_澳门金沙官网-【投注*网址】&TOPICS

NBA赌注app_澳门金沙官网-【投注*网址】TOPICS

2018.06.11授業報告

モジュール1 Day3「ファシリテーションの基礎を学ぶ」の対面授業が終わりました。

モジュール1「ファシリテーション基礎を学ぶ」対面授業3日目が6月9日(土)に行われました。
 
ワークショップデザイン講座から2週間ぶりの授業。教室に入ってくると同時に、みなさんが笑顔で、互いの近況報告など談笑が繰り広げられていました。
 
Day3からDay5まではチームチームを固定して様々な演習に取り組んでいただきます。チーム作りの第一歩は名前をつけることから始まります。まず初めに、最近の関心事を交換しあって、そのチームならではの名前を付けました。
 




 
〇ディスカッション演習
「これからの時代、リーダーに必要な資質とは?」をテーマにグループでディスカッションを行います。
まず最初は、事前準備もない漠然とした状態でのディスカッション。進行役やタイムキーパーなどの役割も決めず、8分間で結論を出そうと試行錯誤。「これからの時代ってどんなこと?」など前提条件を確認しながら進めたチームや、結論が出たチームもありましたが、メ
ンバー全員の納得度はさほど高くありません。


2回目は共通の前提を揃え、役割を決めてのディスカッション。全チームが結論までたどり着き、結論への納得度も高まりました。
この設問のように問の抽象度が高いと、議論がかみ合わず結論に導くことが難しくなります。そのため、「リーダー」の定義、どういったリーダーシップのスタイルがあるのか?など前提条件を確認することで、ぐっと結論の納得度が高まり、議論がスムーズに進みます。前提条件を確認することの大切さを体感いただきました。

〇ブレーンストーミング
「ペットボトルの使い方」をテーマに、アイデアをたくさん出すブレーンストーミングの演習を行いました。
まずは、一人でアイデア出し。1付箋に1アイデアを書き込みます。その後、グループ内でシェアし、さらに付け足したり、アイデアをくっつけたりしながら、どんどんとアイデアを出していきます。一人で取り組んでいたときには、15~16個しか出なかったアイデアが、ほかのメンバーと力を合わせると70個以上にもなりました。ここでも「チームの力」が発揮されていました。



〇KJ法
アイデアを出したら、まとめる作業が発生します。KJ法という手法を使って、たくさん出たアイデアをまとめていく演習を行いました。
「死ぬまでにやりたいこと」をテーマにブレストを行い、その後、「KJ法」を用いてグルーピングし、ラベルをつけ、図解化していきます。図解化を行いながら、全体のストーリーを作っていくことが「KJ法」の醍醐味ですが、グルーピングまでは順調なチームも、2軸に分類する過程で迷いや悩みが生じたり、分類しきれないアイデアが出てきたりと試行錯誤が続きました。



〇傾聴
ファシリテーターの役割は「準備」「対話」「可視化」と言われています。
「準備」についてはDay4で学びます。Day3では「対話」、その中でも「傾聴」の演習を行いました。まずは、2人1組で相手の話をきちんと聴きます。アドバイスや自分の意見は言わずに、ただただ相手の話に耳を傾ける。シンプルなことではありますが、ついつい自分の考えを言いたくなってしまったり、視線をどこに合わせたらいいか、など短い演習の中からもたくさんの発見と学びがありました。「ひたすら聞いてもらえると嬉しい。自ずと自分で答えが出てきた!」という感想も!
2回目は、質問をすることで相手の中にある”答え”を引き出すことにチャレンジ。オープンクエスチョンを活用しながら、5分間、じっくりと相手の話に向き合います。質問をすることで、話が弾み、もっと話したいことはあるが具体的になっていないことなど、話のきっかけになった、という感想も出てきました。きちんと耳を傾けて聴くことで、自分の中にある答えを引き出せることを体感しました。
 
 
〇ファシリテーショングラフィック
ファシリテーターの役割のうち「可視化」を体験。議論を書いて整理する演習を行いました。3人一組でテーマに沿った議論を行い、ファシリテーターは進行しながら議論の内容をホワイトボードに書いていきます。進行しながら書くのが難しい、という感想がたくさん出ていましたが、書き出すことで、意見を受け止めてもらえた安心感や、ホワイトボードに視線が集まるため参加者の顔≒視線が上を向く、という利点があります。また、議論が空中戦にならずに、現在位置を確認することもできます。 
 

〇総合演習
最後は30分間のミニ会議を実際に運営します。「新人の教育はどうあるべきか?褒める?厳しくする?」をテーマに、各チームで議論を行いました。ファシリテーター役は10分ごとに入れ替わります。もちろん板書=ファシリテーショングラフィックをしながらの進行です。
会議の進め方、時間配分を決めてから始めるチーム、「新人」の定義をしっかりと設定するチーム、どう育ってほしいのか?ゴールを設定するチームなど、今日学んだことを総動員して会議を進めていきました。

各チームとも議論のプロセス、結論は異なっていましたが、それぞれがしっかりと前提条件を確認し、進行方法、結論への導き方を確認しながら進め、納得度の高い結論を導くことができました。

平山先生からは
 
ファシリテーションをしよう!ワークショップをしよう!と意気込んでも、抵抗感を示す人もいます。普段のちょっとした打ち合わせの場などで、「板書しましょうか?」など自分のできることから始めていくのもひとつの方法です。
このプログラムで学んだことを、自分のフィールドで少しずつ実践していくことで確かなスキル、確かな自信になっていくと思います!
 
次回はファシリテーターの役割である「準備」について、会議のプログラムデザインについて学んでいきます。

★※授業を「可視化」に!!
該当講座の講師岸先生より、今日の授業の内容を「可視化」に、まとめて頂きました。


<お問い合わせ>
福岡女子大学 地域連携センター 女性学び直し担当
manabi@fwu.ac.jp
092-692-3198